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はたきとほうきを使って演技も教えます。
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「あなたは学生なんだから勉強するのが当たり前でしょ」
「あなたは会社に就職したんだから、もっと会社に貢献すべきです」
「あなたはお母さんなんだから、子供に愛情を注ぐのが当然でしょ」
「あなたは父親として一家の主人としてまじめに働いてお金を家に入れるのが当然でしょ」
「親を大切にするのが当たり前でしょ」 などなどなどなど、もひとつなどなど。
当たり前だと思います。当然だと思います。仰ってることは間違っていません。
でも正論を聞いたときに ”うるさいなあ” ”ほっといってよ” ”押し付けるなよ” と思ってしまうことがあります。
以前、「うちは自然を大切にし、環境にやさしい化粧品を扱っています!」 とセールスの電話がかかってきましたが私は買いませんでした。
環境にやさしくないよりやさしいほうが良いに決まっていますが、だからと言って人は必ずそちらを選ぶわけではないようです。
「空気を汚すから車に乗るのはやめなさい」 と言われて、「なるほど!」 とたとえ思ったとしても、どれほどの 人が車に乗るのをやめるでしょうか。
「インスタント食品は体に悪い」 と言われても、私は食べてしまいます。
さて反対の立場に立ってみて。
実のところ私も学生に対しては ”勉強するのが当然やろ” と心の中でつぶやいてしまうのです。
が、口にする前に効果的か逆効果か考えます。 「うるさいなあ」 と授業に来なくなってしまっては何にもなりません。
”正論を言う” 目的は、 ”人の行動(心)に変化を起こす” であろうと考えます。
そして正論を言うだけでは ”人の心を動かす” ことは難しいようです。